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友在り、遠方より来る。また楽しからずや。

12月15日、今年最後のライヴ終了。

今回のLIVEJOYは個人的にいろいろ印象深いものになった。

ある意味、ターニングポイントとも言えるかも知れない、位の。

いろいろここからまた新しくイメージが広がった感。

 

ご参加いただいたバンドの皆さん、そしてピン演奏者の皆さん、感謝。

ご来場の皆さん、感謝。

遠路はるばるお越しの皆さん、ありがとう。

初めてお越しいただいた皆さん、ありがとう。

いつも遊びに来ていただいてる皆さん、ありがとう。

来れなかったけどいつも応援くださる皆さん、ありがとう。

ありがとう、が止まらない。

 

というわけで今日は当バンドのセトリの秘密をここで暴露しちゃいましょう。

いや、秘密というほどの事ではないが。

因みにバンドをやってらっしゃる皆さん、ライヴでのセットリストを決める時には何か決め事などがあるのでしょうか?

決めるきっかけとか、括る際のルールとか。

うちの場合は・・・特にありません。

オリジナル曲以外の選曲はスタジオ練習時のセッションで演奏された楽曲です。

セッションで取り上げられる曲目は、メンバーが慣れ親しんだルーツミュージックやフェイバリットナンバー中心。

遊びで始まる1コードセッションからディープパープルから広田三枝子まで。

メンバーがいつも聴いているナンバーだったり、たまたま通勤時にラジオでかかっていたナンバーだったり、TVのCMや音楽番組で取り上げられたナンバーだったり。

なのである一定のコンセプトで纏められたラインで取り上げているというよりはとにかくマイフェイバリットなナンバーを演奏してるというスタンスなのです。

何故この曲を?

何故いま、この曲を?

この場面でこの曲?

そんな疑問に対する答えは実にシンプル。

あくまでうちのバンドのその時の気分による選曲だからです。

 

コンセプチュアルにセットリストを組み上げるというのは実に希な事で。

それはイベント最中にかけるBGMのチョイスも同様で。

一般的なDJさんみたくある種の繋がりでの選曲ではなくあくまでムラヤマの気持ち良くなれる楽曲の並べ、それ以上でも以下でもない訳で。

 

今回はそんな当バンドのセトリについてほんの少し解説めいた事をしてみましょう。

テキストは12月15日のLIVEJOY。

1曲目のMY BACK PAGES。

ボブ・ディランの名曲ですが僕らの演奏はTHE BYRDSのそれが元ネタ。

今年の3月に急逝したうちのバンドにも因縁浅からぬ「富山長野ディランズネットワーク」というボブディランのFCの会長石原さんに捧げるフィーリングで選曲。

 

 

2曲目、前出のMYBACK PAGESがオープニングタイトルフィーリングで本編はここから、という感じ。ここでのチョイスは「2013年紅白歌合戦出場歌手の」泉谷しげるの翼なき野郎ども。

ムラヤマ個人的には泉谷は本当に触りしか通ってこなかったんですが他メンバーは慣れ親しんだミュージシャン。僕も改めていろんな曲を聴くようになりましたがやはりかっこいいですね。

 

 

Small FacesのMy mind's eye。

大好きなナンバーです。曲の構成、時間が短すぎるのでステージ映えするように中間にソロのパートを挟んで長めになるように演奏しています。

 

 

映画「20世紀少年」で歌われているグータララスーダララが印象的なボブ・レノン(ケンジ)の曲。

元々は平井くんが持ち込んだナンバー。

僕自身、原作ファンだったし他メンバーも映画はチェックはしていましたが平井くんがこの曲を持ってきた時にはちょっと意外な感じがしました。

平井くんは割と60年代洋楽が好みなのでまさかの選曲でしたね。

映画で演奏されていたバージョンをたたき台にしてアレンジ(尺含め)をみんなで固めて行きました。最初は「簡単に出来るんじゃね?」くらいの感じで合わせたのですがいざやってみるとなかなか手強くていつしかみんなでかなり真剣に詰めてまとめました。

平井くんのヴォーカルがぴったりはまって良い感じに仕上がったと思います。