明るい月の下、久しぶりのバンド練習。
この時期、みんな体調不良やら忙しいやら。
師走とはよく云ったモンで、ほんとにあれやこれやの用事が後から後から湧いてくる。
月蝕だっていうんで練習中断でみんなして寒い戸外に。
明るい月の下、みんなで夜空を見上げて欠けて行く月を眺める。
こんなして夜空見上げるのはいつの日かぶりだろう。
因習に閉ざされた山村に霜月祭りの潜入調査・・・いや、見学&記録。
観光的な芸能フィーリングの祭りかとタカを括っていたらなんとも古式ゆかしい地域に根差したお祭りだったのですごくゴメン的に心の中で平謝り。
堂内に設えられた竈でお湯がたぎる。
神楽の単調ながらも躍動感あるリズムと謡、舞い。
一瞬で遥か昔の山村にタイムスリップしちゃったような錯覚。
参加している村の老若男女は本当に祭りを楽しんでいる。
それがなんとも嬉しく思えた。
素朴な祭りは時に厳かに、時にユーモラスに、そして時に激しく、いろんな顔を覗かせる。
自然を畏れ敬う想いが詰まっている。
そして畏れの中に、どこか原初的なエロティックな衝動が感じられたりする。
お祭りの最初から最後までゆっくりとしたスケジュールで堪能したかったな。
来年はもう少し時間を割いて行こうと思った。
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